田村そつなし 着実加点で快勝、いわき光洋は好機生かせず

 
【いわき光洋―田村】18年ぶりの秋季県大会準決勝進出を決め、歓喜に沸く田村ナイン=あづま球場

【秋季高校野球福島県大会・第3日】

◇あづま球場 準々決勝第2試合(12時39分)
いわき光洋 0000000 ―0
田村    1023001X―7
         (7回コールド)
▽三塁打 石川蓮(田)▽捕逸 金成(い)▽暴投 伊藤2、佐藤凌(い)
▽試合時間 1時間42分
▽審判 斎藤(球)遠藤、牧野、木幡

【評】田村がそつのない攻撃で快勝。初回、四球などで満塁とし、国分のスクイズで先制。四回は2死二、三塁から石川蓮の適時打で引き離した。いわき光洋は三回の好機を生かせず、散発の5安打と勢いがなかった。(熊田紗妃)

 監督の助言で迷い消えた1番打者

 不振にあえぐ1番打者の復活を予感させる一打が、2004(平成16)年以来となる秋季県大会準決勝進出を決めた。七回に適時打を放ち、コールドで試合を終わらせた田村の古内侑悟(1年)は「監督の言葉で良いスイングができた」と指揮官に感謝した。

 今大会ここまで無安打。6点差をつけて迎えた七回2死満塁の場面で打席に入った。「自分のスイングをしろ」。直前に大友研也監督から受けたその言葉で迷いが消えた。内角高めの直球をたたき、左前に運んだ。

 古内侑と三遊間を組む古内颯悟(同)は双子で、互いに意識しながら技術を高め合っている。今夏、チームの中軸として活躍した佐藤翔琉(かける)・航琉(わたる)(3年)のような双子になりたいと夢見るが「お互い、まだ活躍できていない」。この試合の一打を、兄弟奮起のきっかけにしていく。