「秋季東北高校野球」組み合わせ決定 山形で10月10日開幕

来春の選抜高校野球大会出場につながる第75回秋季東北地区高校野球大会(10~16日、山形県)の組み合わせ抽選会は30日、オンラインで開かれ、出場18校の対戦カードが決まった。本県第1代表の聖光学院は大会初日の10日、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(山形県中山町)の2回戦第2試合(午後0時30分開始予定)で、利府(宮城第3代表)と対戦する。
第2代表の学法石川と第3代表の田村はいずれも、きらやかスタジアム(山形市)で初戦を戦う。学法石川は11日の2回戦第3試合(午後2時開始予定)で盛岡大付(岩手第3代表)と激突する。田村は10日の1回戦第1試合(午前10時開始予定)で山形城北(山形第3代表)と戦う。
大会は、荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたときらやかスタジアムで開かれる。開会式は行わない。決勝は、16日に荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたで午前10時開始予定。
両球場とも有観客で、収容人数の制限は行わない。応援は拍手のみで、声を出しての応援はできない。50人を上限としたブラスバンドの入場、メガホンや太鼓の持ち込みは認められる。
3主将が決意
抽選会は県ごとにオンラインで会場をつなぎ、各校の主将が画面越しにくじを選択した。
聖光学院の高中一樹主将(2年)は「神宮大会出場を目指す気持ちはどの高校にも負けない。粘り強く泥くさい野球で挑みたい」と意気込んだ。
学法石川の本郷翔大主将(同)は「初戦の相手は昨秋の東北大会でコールド負けを喫した。明るく元気に全員で戦ってリベンジしたい」、田村の石川蓮也主将(同)は「つなぐ野球で終盤に逆転できることがチームの強み。苦しい状況でも諦めず、勝利を重ねていきたい」と力強く語った。
(東北大会へ意気込む(左から)本郷主将、高中主将、石川主将)
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