東京で「リオ五輪」結団式・壮行会 福島県・3選手ら決意を新た
リオデジャネイロ五輪に出場する日本選手団の結団式と壮行会が3日、皇太子ご夫妻をお迎えして東京・代々木競技場で行われた。女性初の夏季五輪主将でレスリングの吉田沙保里が「日本代表の誇りと責任を持ってリオに向かい、最大限のパフォーマンスを発揮したい」と決意表明した。
壮行会には選手、役員に一般を加えた約1万人が参加した。本県関係では、陸上の久保倉里美(新潟アルビレックスRC、福島大卒)、自転車の窪木一茂(NIPPOヴィーニファンティーニ、学法石川高卒)、ライフル射撃の佐藤明子(警視庁、本籍福島県)らが出席、笑顔を見せながら五輪への決意を新たにした。
結団式では、旗手を務める陸上の右代啓祐(スズキ浜松AC)が橋本聖子団長から団旗を受け取った。皇太子さまは「皆さんの活躍が2020年五輪の成功につながる」と激励され、橋本団長は「一人でも多くの選手が表彰台に立つことで、国民に勇気や希望を与えたい」とあいさつした。
近代五輪の幕開けから120周年の節目と初の南米開催となるリオ五輪。大会は8月5日に開幕し、21日までの17日間で28競技、306種目が実施される。3日現在、日本選手団は481人(選手286人、役員195人)。日本オリンピック委員会(JOC)は前回ロンドン大会の倍となる金メダル14個を目標に掲げる。
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