【フロム・リオ】うちわ配り、喜多方PR 三ノ倉高原が描かれた30枚
普段は喜多方支社に勤務している。ブラジル渡航前、喜多方市の幹部職員から一つの任務を託された。「五輪に行った時にこのうちわを渡してくれないかなぁ」
受け取ったのは、東北最大級で約250万本のヒマワリ畑が広がる同市の観光名所「三ノ倉高原」が描かれたうちわ約30枚。選手や関係者、外国人らに配り、「喜多方をPRしてほしい」と思いを伝えられた。
とはいっても、こんな派手なうちわを競技会場で配れば、不審者と間違われないか。一抹の不安を抱きながらも、試合を終えた射撃の佐藤明子選手(32)=警視庁、本籍いわき市=に思い切って話を持ち掛けた。
すると、佐藤選手は笑顔で快諾。千葉県柏市から応援に駆け付けた父康博さん(60)や家族も「ぜひ観光してみたい」と声を弾ませた。肩の荷が下りた気持ちになった。
- 五輪4連覇・伊調馨選手「緊張楽しむ気持ちを」 喜多方で講演
- リオ五輪『金』金藤理恵選手が子どもたち指導 磐梯で水泳教室
- 「東京五輪でメダルを」 リオ五輪自転車・窪木一茂が出場報告
- 久保倉里美「自分のレースできなかった」 会見で悔しさと感謝
- 窪木一茂「応援で勇気湧いた」 古里・古殿でリオ五輪報告会
- 「リオ五輪・日本選手団」解団 史上最多41個のメダル獲得
- 「リオ五輪」17日間の熱戦に幕 4年後へ福島県勢・若手に期待
- 4年後の主役は自分たちだ! 福島県勢アスリート...五輪に照準
- 福島県勢選手がコメント 陸上・山下「非常に難しい舞台だった」
- 内堀知事、リオ五輪で感じた『逆転』 4年後は『復興五輪』に