本県「17位以上」目標 「都道府県対抗女子駅伝」11日号砲
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前々回の17位を上回る成績を目指す本県チーム=京都市西京極総合運動公園 |
第33回全国都道府県対抗女子駅伝は11日、京都市西京極陸上競技場を発着点に行われ、各都道府県代表の選手が9区間、42.195キロのコースで古里のたすきをつなぐ。スタートは午後0時30分。レースを翌日に控えた10日、同市体育館「ハンナリーズアリーナ」で開会式が行われ、本県の高橋未来(田村高2年)は県旗を手に堂々と入場行進した。
1区に起用された本県の主将小枝(こえだ)理奈(大東文化大2年)は区間10位台に照準を定め、「流れをつかめるような走りをしたい」と闘志をみなぎらせた。高校生や大学生、実業団と幅広い選手が顔をそろえ、実力が伯仲する1区を見据えて「貴重な機会なので、自分の力を試したい」と表情を引き締める。
【レース展望】実業団の4、5区浮上の鍵
本県は2時間20分30秒を目標タイムに設定、「現実的な順位」として前々回の17位以上を目指す。最年長が20歳とフレッシュなチームで、畑中良介監督(田村高教)は「将来性を重視して選手を選んだ。数年後に入賞争いができるよう、この大会で経験を積んでほしい」と意気込む。
実業団の有力選手がひしめく1区には昨年10月の全日本大学女子駅伝で1区2位と好走した主将小枝(こえだ)理奈(大東文化大2年)を起用。区間20位以内の好位置で後続にたすきをつなぎ、流れに乗りたい。2区は過去の全国高校女子駅伝で「都大路」を経験している坂本ちほ(田村高3年)、3区は成長著しい古寺(こてら)冴佳(さえか)(須賀川一中3年)が担う。
前回4区10位と気を吐いた石井寿美(ひさみ)(ヤマダ電機)は今回も4区。実業団の橋本愛里(えり)(しまむら)が5区で続き、浮上の鍵になりそう。畑中監督は「4区と5区で貯金をつくりたい」と期待を込める。6区に抜てきされた渡辺唯(田村高1年)と7区の小野咲子(同)は田村高コンビで、互いに切磋琢磨しながら順位を押し上げたい。
上りが続く8区には3000メートル9分台を誇る田代彩乃(湯本一中3年)を配置。最長10キロの9区は安定したペースを守れる小沢夏美(白鴎大2年)が走る。
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