東邦銀行の4人結束、リレー日本新 800メートルで30年ぶり

陸上の記録会、東邦カップ「第4回ふくしまリレーズ」は17日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われ、女子800メートルリレーで東邦銀行の紫村仁美(24)、千葉麻美(30)、青木沙弥佳(28)、渡辺真弓(32)の4選手が、1985(昭和60)年に日本選抜が出した1分35秒90の日本記録を30年ぶりに更新する1分35秒36をマークした。アンカーを務めた渡辺選手は23日開幕する日本選手権リレーでの現役引退を表明しており、県内の大会に出場するのはこの日が最後。4選手のチームワークが、渡辺選手の県内ラストレースを日本記録更新の栄誉で飾った。
全国実業団陸上や国体など大会が続き、記録会前にそろっての練習は十分に取れなかったという4選手だが、抜群の結束力を見せつけた。福島大と優勝を争ったレースで、「勢いをつけたかった」と、今年入行した紫村選手がスタートを成功させ一気に加速。バトンパスでミスがあったものの、8月に世界選手権を経験した千葉、青木の両選手がタイムロスを取り返す力走。渡辺選手がバトンを引き継ぎ、ゴールに飛び込んだ。
千葉選手は「ミスがあっても、全員でバトンをつなぐことができたのが結果に結び付いた」と笑顔、青木選手は「チーム一丸でつかんだ勝利。日本選手権リレーにつながる」と期待を込めた。
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