田村女子33位、中盤での挽回は"収穫" 全国高校駅伝

1区坂内が後半の上り坂に苦しみ、区間47位とスタートダッシュを決められなかった。トップと1分31秒差でたすきを受けた2区折笠が7人抜きの快走で40位にすると、3区の1年生門馬が続き、5人抜きで35位に上げた。4区佐久間は残り1キロからのスパートで順位をさらに上げて31位でたすきをつないだ。最終5区の星は順位を二つ落としたが、粘りの走りで33位でゴールした。
1、2年生で挑んだ田村。目標の8位入賞には届かなかったが、1区の47位から33位まで順位を上げる健闘をみせ、来年の走りに期待を持たせた。
「いつも大変な1区をまかせて申し訳ない。自分が絶対に挽回する」。第1中継所。1区坂内美月(2年)の苦しい表情を目にした2区折笠有彩(同)はエースの遅れを少しでも取り戻そうと決心。苦手とする上り坂で気迫の走りをみせ下りも含め7人抜き。
折笠に続く選手たちも奮起、一時は31位まで順位を押し上げた。
畑中良介監督は「2、3、4区で立て直した。坂内の遅れをカバーできた点は良かった」と苦しいレースの中での収穫を口にした。
選手たちにとって初の都大路。思い通りのレースとはならなかったが、「粘りの田村」の走りを全国に示した。アンカーの星梨佳(同)は「全国でも通用するという自信をつけ、また来年も来たい」と笑顔で語った。
- 聖火リレー「看板」設置始まる 県内26市町村、交通規制を案内
- 「聖火リレー式典」予約開始 3月14日まで福島県内在住者限定
- 俳優・斎藤工さん、日程合わず「辞退」 聖火リレー、福島県予定
- 聖火リレー福島県は公道 過度密集なら中断も、式典は事前予約制に
- 到着1、2時間前倒し 聖火リレー、Jヴィレッジ9時40分出発
- 「伊達ももの里マラソン」22年に開催延期 新型コロナ拡大受け
- 第23回うつくしまトライアスロンinあいづ、8月22日開催へ
- 学法石川高・吉田ら4選手「円谷幸吉賞」 福島県選手たたえる
- 「郡山市まちなか子ども夢駅伝」中止決定 新型コロナ拡大防止
- オンラインサンシャインマラソン、186人特別賞 野口さん色紙など