南相馬市で１２月４日に開かれる「野馬追の里健康マラソン大会」に、シドニー、アテネ両五輪のトライアスロン日本代表として活躍した同市出身で原町高卒の西内洋行選手（西京味噌）が招待選手で出場する。西内選手のほか、日立製作所陸上部、重川材木店陸上競技部などからも招待選手が出る予定。

　１３日に同市で開かれた実行委員会（委員長・桜井勝延市長）で示された。実行委では実施要項を承認し、特別賞として小学生１３部門の上位３人にオリジナルのランニングシューズを贈るほか、マラソンの各種目に出場する同市在住の上位３人に賞状と記念品を贈ることを決定した。視覚に障害を持つ出場者で、伴走者が必要な場合は伴走者の事前申し込みを不要とすることも決めた。

　交流自治体の子どもたちを招待する「みらい夢こども交流事業」も１２月３日に同市で開催する。体を使ったゲームなどでの交流や相馬野馬追にちなんだほら貝体験、トップアスリートによるワークショップなどを繰り広げる。

　大会では雲雀ケ原陸上競技場を発着点に男女別、年齢別のマラソン３２種目、ウオーキング３種目の計３５種目が行われる。同市や福島民友新聞社などでつくる実行委の主催。