女子は矢吹7年ぶりV、12秒差で接戦制す 福島県中学校駅伝

両手を上げ先頭でテープを切る女子・矢吹のアンカー柏木(3年)
駅伝の第59回県中学校体育大会は6日、西郷村の台上周辺コースで開かれ、女子は矢吹が7年ぶりの優勝を飾った。女子の矢吹は4区でトップに立ってそのまま押し切り、2位の須賀川二との差は12秒だった。
アンカーの柏木レナ(3年)は、両手を挙げてゴールすると大粒の涙を流した。日々の厳しい練習の中で「絶対に優勝する」と仲間と誓いを立てた。夢がかない気持ちを抑えきれなかった。
前田雅人監督は大会まで数カ月と迫ったある日、選手を集め、2006(平成18)年の大会で自身がつかみ取った銅メダルを示しながら「金メダルを見せてほしい」と語り掛けた。「これまで指導してくれた先生に恩返しがしたい」。主将の柏木を中心にチームの結束が強まり、練習には今まで以上に熱が入った。厳しい戦いを想定して雨天での練習も決行、精神的強さも身に付けて臨んだ本番だった。「努力が実った。全国でも頂点を目指す」。柏木はさらなる高みを見据えた。
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