男子・湯本一の林、長谷川選手「区間新」快走 全国中学校駅伝

 
区間記録を更新した湯本一の長谷川(右)と林

 17日に滋賀県で行われた全国中学校駅伝大会で、県代表の男子・湯本一の林晃耀(3年)と長谷川健太(同)が区間新記録を樹立した。

 2区(3キロ)を走った林は46位でたすきを受けると25人を抜く快走、5区(同)の長谷川も林の区間新の走りに闘志を燃やすかのように15人を抜き、同じく区間新を成し遂げた。芝生で勾配があり、記録が出にくいコースでの快走だった。

 林はこれまでも全国大会やジュニアオリンピックに出場歴があるが、成績は振るわなかった。今回の区間新で「リベンジできた」と白い歯をこぼした。入部当初は林に周回遅れにもされてきた長谷川は、地道に力を付けた努力家。「林の存在がライバルであり目標だった。とにかく毎日少しでも走った」と振り返る。

 全国の強豪選手を上回る2人の走りに志賀吉平監督(49)は「高校でも県内陸上を引っ張っていく選手。これからが楽しみ」と話した。

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