『福男』横堀さん『福女』瀬戸さん輝く 信夫山・福男福女競走

福男福女に輝いた横堀さん(右)と瀬戸さん
第7回暁まいり福男福女競走は10日、福島市の信夫山で行われ、郡山市の自衛官横堀雄大さん(21)が男子優勝の「福男」、福島市の北信中1年の瀬戸悠理さん(13)が女子優勝の「福女」に輝いた。
福島青年会議所の主催。今年は開催日が3連休の中日となったことから、子どもたちが参加しやすいようにと日中に開催した。日本一の大わらじを福島市の信夫山の羽黒神社に奉納する「信夫三山暁まいり」の初日に行われ、出場した約640人が山麓の大鳥居から羽黒神社までの1.3キロを駆け上がり、健脚を競った。
横堀さんは「3年前に参加したときは2位で悔しい思いをしたので今年は優勝する気で走った。自衛官の仕事と陸上を両立し、けがのない1年にしたい」と晴れ晴れとした表情で語った。
瀬戸さんは「毎日約10キロ走って練習してきた。陸上では1500メートル走で4分50秒台を目標にし、家族や友達みんなが笑って過ごせる1年にしたい」と笑顔を見せた。
出場者の中で最も速かったペアに贈られるカップル賞には、二本松市の斎藤一夫さん(71)と福島市の多勢早智子さん(53)、最も速かった親子に贈られる親子賞には、桑折町の朽木徹さん(43)、悠翔君(10)がそれぞれ選ばれた。