全国高校駅伝3位・学法石川...次はライバル!箱根駅伝で会おう

 
新たな舞台での健闘を誓い合う(左から)櫛田さん、小指さん、横田さん、大塚さん、国分さん=学法石川

 県内各高校で1日に行われた卒業式では、閉校する学びやとの別れがあった一方、スポーツで活躍した卒業生たちは新たな目標に向かって進みだした。

 昨年12月の全国高校駅伝で県高校記録を2分近く塗り替え、3位入賞を果たした学法石川陸上部の男子部員たちは、互いにこれからの健闘を誓い合いながら新たなステージに一歩を踏み出した。

 主将を務めた横田俊吾さんは「つらいときもあったが、周囲の支えで乗り越えられた」と切磋琢磨(せっさたくま)した3年間を振り返り「(進学する青山学院大は)選手層が厚いが、どこまでできるか試し、いずれは世界を視野にトップレベルの走りをしたい」と決意を語った。

 初優勝を飾った全国都道府県駅伝の代表として活躍した小指(こざす)卓也さん(早大進学)は「まずはトラックで結果を出し、駅伝でチームの力になれるよう4年間で積み上げていきたい」、櫛田佳希さん(明大進学)は「焦らず、先輩たちに少しずつ追い付き強くなる」と闘志を燃やす。国分駿一さん(東海大進学)は「箱根駅伝を制した強い先輩たちから良いところを吸収し、学石の強さをみせたい」、大塚稜介さん(東農大進学)も「チームが箱根駅伝に出場するきっかけをつくるような存在になりたい」と意気込む。

 ともに都大路でたすきをつないだ仲間が、次は「箱根」のライバルとなる。

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