男子総合・鋤崎が武者修行中V 太平洋トライアスロンinいわき

 
【男子総合】トップ争いを制し初優勝した鋤崎隆也=14日午後、いわき市・アクアマリンパーク

 いわき市小名浜などで14日に白熱したレースが繰り広げられた「太平洋トライアスロンinいわき」。男子は鋤崎(すきざき)隆也(25)=千葉市、女子は道端カレン(40)=東京都=が総合優勝した。本県登録のトップは、男子が長正憲武(19)=福島市、女子は菊池日出子(32)=棚倉町=だった。大会は県総合体育大会トライアスロン大会、いきいき茨城ゆめ国体県代表者選考レースも兼ねている。総合優勝の2人は、来年7月に宮城県七ケ浜町で開かれるトライアスロン大会に招待される。国体出場選手は後日、選考委員会で決定される。

 鋤崎「地元を盛り上げたい

 東日本大震災後に初めていわき市で開かれた大会で、"武者修行中"の地元小名浜出身、鋤崎隆也(千葉市)が男子総合で初優勝した。「震災前から小名浜のトライアスロンには出たいと思っていた。優勝できてうれしい。震災後のいわきの海を泳げて良かった」と、結果に好感触をつかんでいた。

 震災時はいわき光洋高に通っていた。水泳部に入る傍ら、福島市のトライアスロンチームで練習。いわき市の三崎公園や塩屋埼灯台近くでも練習を重ねるなど、地元には愛着がある。現在は五輪出場を目標に、力のある選手も多い千葉県のトライアスロンチームに加入。チームでは元五輪選手の指導に刺激を受け、着実に実力を伸ばしている。

 レースは「バイクとランの勝負だと考えていた」という鋤崎。バイクで体力を温存しながら首位が見える位置に付けると、調子の良いランで首位に躍り出る。「思ったようなレース展開ができた」。その勢いのままゴールに飛び込んだ。

 地元で勝ち取った栄冠に「小名浜のトライアスロンに全国から出場者が来てくれて良かった。さらに強くなって地元を盛り上げていきたい」。鋤崎はさらなる高みを目指す。

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