東洋大、猪苗代から「箱根駅伝」総合Vへ 福島県で相沢ら合宿

 
今季の抱負などを語る酒井監督(左)と相沢主将

 酒井俊幸監督(学法石川高卒)率いる東洋大陸上競技部は24日までの5日間、猪苗代町を拠点に合宿を行っている。酒井監督は21日、長距離部門主将の相沢晃(4年、学法石川高卒)と共に福島民友新聞社の取材に応じ「エースの相沢がいるうちに、6年ぶりの箱根駅伝の総合優勝を狙う」と今季の目標を示した。相沢も「主将として走りでチームを引っ張っていきたい」と話した。

 東洋大は箱根をはじめ、出雲、全日本の3大駅伝制覇をテーマに掲げる。今年の箱根は往路で優勝したが、復路5位で総合3位にとどまった。

 合宿では、相沢ら長距離のAチームの主力15人がロード走などを中心に走り込んでいる。

 相沢は、ユニバーシアード夏季大会ハーフマラソンで金メダルを取るなど、ロードで抜群の強さを見せる。「箱根駅伝でロードへの自信が付いた。自分が得意なのはハーフ以上の距離だが、まずトラックでスピードを付けたい」と、来年の東京五輪でのトラック種目の1万メートル出場に意欲を語った。

 相沢晃は東洋大卒業後の進路について、宗茂・猛兄弟ら世界の舞台で活躍した多くのマラソンランナーを輩出した旭化成に絞っていることを明らかにした。

 東洋大・酒井俊幸監督「総力戦で大学駅伝3冠」

 ―9年ぶりに猪苗代町で合宿を行っている。
 「相沢に古里の福島県で練習させたいとの思いがあった。自分自身も学法石川高の教員や生徒のころ、ここや北塩原などで合宿し、やりやすかった覚えがある」

 ―10月から駅伝シーズンが始まる。本年度の抱負は。
 「相沢頼みにならないよう選手層を厚くし、総力戦で臨みたい。相沢には学生長距離界のエースとしての走りをさせたい」

 ―来年は東京五輪が開かれるが。
 「大学駅伝3冠を目指すだけでなく『世界への挑戦』を掲げており、(1万メートルで五輪を目指す)相沢にはトラックで記録を出してほしい。競歩でも五輪を目指せるよう頑張りたい」

 東洋大・相沢晃主将「出雲駅伝で区間賞狙う」

 ―猪苗代合宿がスタートした。
 「県高校駅伝以来の猪苗代だが、朝夕が涼しく練習しやすい。陸上競技場や桧原湖(北塩原村)もあり、練習環境も充実している」

 ―10月から始まる駅伝シーズンに向けては。
 「3大駅伝全て勝ちたい気持ちが強いが、まずはチーム一丸となって一つ一つの大会に集中することが大切だ。自分自身は出雲駅伝で区間賞を取ったことがないのでぜひ狙ってみたい」

 ―1万メートルで東京五輪出場を目指している。
 「マラソンは高速化が進んでいて、世界を相手に戦うには、今からスピードを磨いていくことが必要だ。東京の次のパリ五輪以降で、マラソン代表になるためのプロセスだと考えている」

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