「聖火リレー」福島県260区間巡る 25市町村・詳細ルート発表

 

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は17日、来年3月26日に始まる国内聖火リレーの詳細なルートを発表した。県内は全体のスタート地点となるJヴィレッジ(楢葉町、広野町)を出発、28日までの3日間で25市町村、260区間(約49.7キロ)を巡る。原発事故に伴う全町避難が続く双葉町は避難指示が解除された場合、ルートを協議する。

 県内ルートは県実行委員会が全体のバランスを考慮し、震災や原発事故の被災地、五輪ゆかりの地、代表的な観光名所などを集約した。27日(2日目)のルートに入った猪苗代スキー場(猪苗代町)が、スキーでトーチを運ぶ「特殊走行区間」となったほか、JR只見線の絶景スポットである第1只見川橋梁(きょうりょう)展望台(三島町)では聖火を種火としてとっておき、別区間のリレー終了後に点火してリレーを始める「瞬間移動」方式を検討している。

 26日(1日目)は津波被災地や原発事故で被災した双葉郡内などで復興が進む現状を発信。28日(3日目)は五輪ゆかりの地として前回東京五輪の男子マラソン銅メダリスト円谷幸吉の記念碑(須賀川市)などをルートに盛り込んだ。

 区間は各日80~90前後で、市町村間は車両で聖火を運ぶ。1区間当たり200メートル前後で、一部区間は2~10人のグループで走る。県内各ランナーの走行区間は3月上旬に決まる。県内の半分以上の自治体がルートを外れたが県実行委は各日の最終地点で行われる聖火到着の式典や沿道の応援などで参加を呼び掛ける。

 東京五輪【聖火リレー】福島県内ルート(20年3月26日~28日)

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