第９６回東京箱根間往復大学駅伝第１日は２日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの５区間、１０７．５キロで行われ、青学大が５時間２１分１６秒の新記録で３年ぶり４度目の往路優勝を果たした。エース区間の２区では、東洋大の相沢晃（学法石川高卒）が１時間５分５７秒で走り、区間記録を更新した。

　国学院大が１分３３秒差の２位。東京国際大が３位と健闘し、総合連覇を狙う東海大はトップと３分２２秒差の４位につけた。往路３連覇を狙った東洋大は１１位だった。

　県勢は２区で１時間５分５７秒の区間新を樹立した相沢晃（東洋大４年、学法石川高卒）のほか、１区で久能碧（法大２年、学法石川高卒）が区間１９位、５区で鼡田（ねずみだ）章宏（国士舘大４年、田村高卒）が区間２０位だった。

　３日の復路は５区間１０９．６キロで争われる。県勢は６区に半沢黎斗（早大２年、同）、８区に芳賀宏太郎（東京国際大２年、同）がエントリーしている。