聖火リレー福島県ルートにサポートランナー 25市町村各1区間

 

 東京五輪の聖火リレーでルートに組み込まれた県内25市町村の各1区間(計25区間)に、聖火ランナーの後方を追走する「サポートランナー」として地域住民らが配置される。聖火ランナーの年齢制限(新年度時点で中学1年生以上)で応募要件に満たなかった小学生も起用される見通しで、幅広い世代による「参加型」で聖火リレーや大会の機運を盛り上げる。

 サポートランナーは公道を走れないため、公共施設や学校、公園などを通る区間で参加が認められる。1区間当たり上限20人で、隊列になって聖火ランナーを後方から後押しする。

 募集方法は各市町村が決め、実施区間や人選の調整を進めている。猪苗代町はスキーでトーチを運ぶ特殊走行区間の猪苗代スキー場で、聖火ランナーとサポートランナーがゲレンデを滑走することを検討中。県内ではルートから外れた市町村が半数以上を占める中、南会津町は只見町と檜枝岐村、白河市は西白河郡と東白川郡の全町村から小学生をサポートランナーに迎える。

 大熊町は、県実行委員会の公募枠で聖火ランナーに選ばれなかった応募者らにサポートランナーを依頼している。会津若松市は市内全ての小学校20校から5年生1人ずつを選んだ。

 国内聖火リレーの出発地はJヴィレッジ(楢葉町、広野町)で、県内では3月26~28日に25市町村の260区間(約49.7キロ)を巡るルートがすでに発表されている。双葉町は一部区域の避難指示が3月4日に解除されることが決まり、今後、ルートに追加される。

 聖火ランナーは県実行委員会が県内59市町村にそれぞれゆかりのある各1人の公募枠59人と、著名人らを起用する推薦枠の7人を選出。このほかスポンサー企業の枠も割り当てられており、1日80~90人前後が走る。1人当たりの走行距離は200メートル程度で、県内を走るランナーの担当区間は3月上旬ごろに決まる。

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