聖火リレーPRランナー福島県7組 TOKIO、窪田正孝さんら

 

 県は27日、東京五輪の聖火リレーで県内を走るPRランナーに、人気グループ「TOKIO」のほか、NHK連続テレビ小説「エール」で主演を務める俳優の窪田正孝さん(31)ら6人を起用すると発表した。本県の現状や魅力を発信する「顔」として聖火リレーを盛り上げる。内堀雅雄知事が同日の定例記者会見で各ランナーと本県の関わりなどを紹介し「県民に夢や希望、元気を与えてくれる顕著な功績があり、PRランナーとしてふさわしい」と期待を寄せた。

 聖火リレーは3月26~28日に、今後ルートに追加される双葉町を含め県内26市町村で行われる。PRランナーは、県などでつくる県実行委員会が県内59市町村にゆかりのある公募枠59人とは別に、著名人やアスリートらを起用する推薦枠として選出した。このほかスポンサー企業の枠もあり、1日80~90人前後が聖火ランナーを務める。県内の担当区間は3月上旬ごろに発表される見通し。

 TOKIOは日本テレビ系の番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で2000(平成12)年に始まった人気企画「DASH村」で浪江町の里山を開墾し、農業や家屋の修復などに挑戦。震災後の12年以降は原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)のため、県産農林水産物の安全性や品質の高さをPRするCMへの出演を続けている。双葉町を含む浜通り10市町村がルートとなる3月26日に走る予定で、メンバーの城島茂さん(49)、国分太一さん(45)、松岡昌宏さん(43)、長瀬智也さん(41)がグループランナーとして1区間200メートル程度順番にトーチをつなぐ。

 窪田さんは今春から放送の「エール」で、1964年東京五輪の入場曲「オリンピック・マーチ」などを手掛けた福島市出身の作曲家古関裕而がモデルの主人公役を演じる。福島市など9市町村を通る同27日に走行予定で、コメントを通じて古関の郷土愛も受け継いで聖火をつなぐ決意を示した。

 同26日はいわき市の常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)を舞台とした映画「フラガール」に出演したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の「しずちゃん」こと山崎静代さん(40)、同27日はフリースタイルスキー・モーグルで冬季五輪に3度出場した遠藤尚さん(29)=猪苗代高卒=と会津若松市観光大使で元バレーボール女子日本代表の大林素子さん(52)も起用される。

 南会津町から郡山市に向かう同28日はエアレースパイロットで2017年に県民栄誉賞を受けた室屋義秀さん(47)=福島市在住=と県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん(55)=郡山市出身=が聖火をつなぎ、県内のリレーを締めくくる。

 東京五輪【聖火リレー】福島県内ルート(20年3月26日~28日)

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