学法石川『女子も強い』証明! 全国高校駅伝、雪辱8位初入賞

 
8位に入り、初入賞を喜ぶ後藤(右端)ら学法石川女子チーム

 京都市のたけびしスタジアム京都で20日開かれた全国高校駅伝競走大会で8位となり、初入賞を果たした学法石川の女子。2017(平成29)年の15位が過去最高だったチームは、「史上最強」の自信を胸に挑んだ8度目の大舞台で入賞という目標を達成した。

 全国の舞台で入賞を続けるなど、ここ数年強さが際立った男子チーム。1桁順位に入ったことのない女子はその陰に隠れていた。「頑張ったね、と言われるのは(成績の良い)男子。今年は女子も強いことを証明しようと思っていた」と主将の後藤さくら(3年)がチームの思いを代弁した。

 先輩たちから託されてきた都大路での雪辱。9月には前年優勝校の仙台育英(宮城県)と合同練習を行い、全国で優勝争いを繰り広げる同世代の走りを肌で感じた。今年のメンバー発表で松田和宏監督は「過去最高の順位とタイムが狙える」と期待を込めて選手たちを送り出した。

 この日は選手のサポートに徹した後藤。同級生で1区を走った長谷川莉子や後輩たちに託す形になったが、夢がかなった。「学石女子はできる、というところを見せつけられた」と笑顔を見せ、ともに努力してきた仲間たちと喜びを分かち合った。

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