早大・相楽監督「攻めるしかない」 箱根駅伝、県勢指導者決意

 

 第97回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロに関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、出場4度目の創価大が5時間28分8秒で初の往路優勝を果たした。東洋大が2分14秒差の2位、駒大がさらに7秒差の3位。帝京大が4位、東海大が5位で続き、前回総合優勝の青学大は12位と振るわなかった。

 東洋大、駒大以外の本県出身の監督も復路での躍進を狙う。往路11位の早大の相楽豊監督(安積高卒)は「2、3区の両エースで伸びず、山上りで失速するとは思わなかった。上の順位をとるため攻めるしかない」と切り替えた。復路については「シード権獲得は甘くない。練習を積んだメンバー中心のオーダーで行く」と力を込めた。

 往路17位となった国士舘大の添田正美監督(岩瀬農高卒)は「例年に比べると戦えている。(シード権獲得の)10位までは3分を切り、何とかなる位置だと思う。最後まで諦めないでシード権獲得を目指し頑張っていく」と巻き返しを誓った。

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