聖火リレー、第1走者は「なでしこ」 大迫傑選手ら著名人外れる

 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、東京五輪の国内聖火リレーで県内を走るランナーを発表した。第1走者は、2011(平成23)年のサッカー女子ワールドカップドイツ大会を制した「なでしこジャパン」が務める。トーチに希望の火がともされ、Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)を出発する。走者は調整中。

 延期前の初日にJヴィレッジを走る予定だった男子マラソンの大迫傑選手、俳優の香川照之さん、モデルの森星(ひかり)さんらは本県ランナーから外れた。

 県内の聖火リレーは25~27日の3日間に26市町村265区間(51.71キロ)を巡る。著名人ランナーとして、音楽ユニット「Foorin」(フーリン)のひゅうがさんが26日に相馬市を、東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で「山の神」と呼ばれた柏原竜二さん(いわき市出身)と男子マラソンの元日本記録保持者の藤田敦史さん(白河市出身)が27日に白河市を走る。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Jヴィレッジでの出発式は無観客となる。一方、県が主催する26日の出発式や市町村主催の関連行事は観客を入れての開催となる。

 県は沿道での観覧について規制していないが、マスクの着用や拍手での応援などの感染防止対策を講じた上で、居住地域近くで見るよう求めている。

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