第1走者なでしこ!丸山さんら16人 聖火リレー、Jヴィレッジ
東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)を25日にスタートする聖火リレーの第1走者を、2011年のサッカー女子ワールドカップドイツ大会を制した「なでしこジャパン」のメンバー15人と、指揮を執った元監督の佐々木則夫さんが務めると発表した。
主将を務めた澤穂希(ほまれ)さんは体調不良のため辞退した。16人には佐々木さんのほか、Jヴィレッジを拠点に活動していた東京電力女子サッカー部マリーゼに在籍した丸山桂里奈さんと鮫島彩さん、父親が天栄村出身の大野忍さんらが名を連ねた。
16人は、セレモニーを行うJヴィレッジの全天候型練習場でトーチを受け取り、聖火をともして出発する。
室屋さん初日「最終走者」
大会組織委員会は24日の記者会見で、県内を25~27日に巡る聖火リレーの各日の最終走者を発表した。初日はエアレースパイロットの室屋義秀さん(福島市)、2日目は元バレーボール女子日本代表の大林素子さん、最終日は北京五輪に出場した元女子陸上選手の千葉麻美さん(矢吹町)が務める。
各日の最終走者と、25日に浪江町を走る地元出身のランナー3人は、水素を燃料としたトーチで聖火をつなぐ。