聖火リレー、室屋義秀さん初日締める 希望の火を明日へつなぐ

 
聖火皿に点火する初日最終走者の室屋さん=25日午後5時10分ごろ、南相馬市・雲雀ケ原祭場地

 「沿道の皆さんと一体となって走れた。聖火リレーは明日への明るい未来を照らす火だと実感した」。初日の最終走者を務めたエアレースパイロットの室屋義秀さん(48)は、南相馬市の雲雀ケ原祭場地に無事、聖火を届け、復興への希望の火を明日につないだ。

 前走の早坂優一さん(南相馬市・石神中1年)とトーチキスを交わした室屋さんは祭場地に入ると、野馬追の里南相馬の騎馬武者たちの勇壮な出迎えを受けた。

 到着式典では、室屋さんが浜通り10市町村を通過した希望の火を聖火皿に移し、リレー初日を締めくくった。室屋さんは「私たちは空の舞台で"チーム福島"として世界に挑戦してきた。今日のリレーが開催できたのも、われわれチーム福島の勝利だ」と振り返った。

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