聖火リレー、長距離界ヒーロー見参!藤田敦史さん、柏原竜二さん

 
トーチを持ち子どもたちと一緒に走る藤田さん=白河市

 白河市では、箱根駅伝で「山の神」と呼ばれた柏原竜二さん(31)、男子マラソンの元日本記録保持者藤田敦史さん(44)の2人が登場し、観客に元気を届けた。

 「沿道から応援されるのは久しぶりで、高揚感があった。しっかり聖火をつなぐことができて良かった」と振り返るいわき市出身の柏原さんは、白河市の第7走者として、沿道の歓声に手を振りながら走った。「まさか自分が五輪に携わることができるとは思っていなかった」と喜びを語る。

 コロナ禍で地元福島に帰ることができない日々が続き、久しぶりに本県の地を踏んだという柏原さん。「福島の空気がおいしくて、いいなと感じた」と故郷での走りを存分に楽しんでいた。

 地元出身の藤田さんは、白河市の最終ランナーを務めた。「震災から10年という年に、もう一度福島に目を向けてもらえる機会になってほしい」という思いを込め走った。「地元への恩返しの気持ちで引き受けた。福島県出身の人間として非常に光栄だ」と大役を終え、誇らしげな表情を見せた。

 東京五輪開催へ向け、28日以降も全国で続く聖火リレー。藤田さんは「その瞬間だけでも皆さんに笑顔になってほしい」と、これからの聖火リレー、五輪本番に期待を込めた。

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