学法石川男女、都大路に挑む 「全国高校駅伝」12月26日号砲

 
(上)上位入賞を狙う学法石川男子(下)2年連続入賞を目指す学法石川女子(いずれも10月の県高校駅伝時に撮影)

 男子第72回・女子第33回全国高校駅伝競走大会は26日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロで行われる。女子は午前10時20分、男子は午後0時30分スタート予定。

 男女ともに福島県代表の学法石川は、男子が11年連続13度目、女子は9年連続9度目の出場。25日は開会式が行われたほか、男女のオーダーリストが発表された。主催者は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道での応援は自粛を求めている。

 男子 流れ乗りたい1区

 高速レースに前半から食らい付き、上位でレースを展開したい。
 最長10キロの1区は2年連続で山口に託した。強力な外国人留学生も走る3、4区は2年生の大湊と主将の藤宮を配置し、力走に期待する。山口とともにダブルエースだった菅野裕二郎(3年)はけがでメンバーから外れた。菅野の穴を埋める粘走を果たせるかが上位入賞の鍵となる。

 松田和宏監督 男子はレース展開が予想しにくい。スローペースとはならないはずなので、1区でうまく流れに乗りたい。

▽1区(10キロ)山口智規〈3〉 千葉・銚子二
▽2区(3キロ)小田切幹太〈2〉 長野・宮田
▽3区(8.1075キロ)大湊柊翔〈2〉 新潟・小針
▽4区(8.0875キロ)藤宮歩〈3〉 大槻
▽5区(3キロ)宍戸結紀〈3〉 東和
▽6区(5キロ)薄根大河〈2〉 栃木・市貝
▽7区(5キロ)山崎一吹〈2〉 栃木・若松原

 女子 入賞へ充実の布陣

 前回大会を走った入賞メンバー3人のほか、期待の1年生も起用。充実の布陣で2年連続入賞を目指す。
 昨年2区を走ったエース大河原を1区に置き、先行を狙う。3区は成長著しい1年生の佐藤美を抜てきした。当日は雪で冷え込む見込みだが、対策はできている。全員が設定タイム通り好走できれば、前回8位を上回る過去最高順位が見えてきそうだ。

 松田和宏監督 どの選手も粘り強さがある。京都入りしてから雰囲気も良く、過去最高順位を更新してほしい。

▽1区(6キロ)大河原萌花〈3〉 矢吹
▽2区(4.0975キロ)三科文〈2〉 西郷一
▽3区(3キロ)佐藤美空〈1〉 福島四
▽4区(3キロ)佐藤瑠香〈2〉 信夫
▽5区(5キロ)小島彩乃〈3〉 若松一

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