「箱根駅伝」1月2日号砲 福島県出身の4監督、意気込み語る

 

 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は2日に往路、3日に復路が行われる。母校の誇りを懸け、学生ランナーが東京・大手町~神奈川県箱根町間の往復10区間約217キロでたすきをつなぐ。県勢12人のうち区間エントリーは4人、レース当日に交代可能な補欠は8人だった。全エントリー選手を出身高別でみると、前回と同数の11人がエントリーした学法石川高が2年連続で全国最多となった。

 出場21チームのうち、駒大の大八木弘明監督(会津工高卒)、東洋大の酒井俊幸監督(学法石川高卒)、早大の相楽豊監督(安積高卒)、国士舘大の添田正美監督(岩瀬農高卒)の本県出身指揮官の対決も見逃せない。

 前回王者で、今回も優勝候補の駒大の大八木監督は「チャレンジ精神で臨み連覇を狙う」と力強い。「チームの特徴はスピードと持久力。エース田沢廉(3年)を中心に、適材適所の全員駅伝で戦いたい」と意気込み、県民に「駒大をわがチームのように思っていただけたら」と呼び掛けた。藤田敦史ヘッドコーチ(清陵情報高卒)も「競技を通じて県民に希望を与えたい」とした。

 前回総合3位の東洋大の酒井監督は「往路優勝と総合3位以内を目指す」と語る。今季は主将の宮下隼人(4年)、松山和希(2年、学法石川高卒)ら主力の故障が長引く中、ルーキー石田洸介(1年)ら新戦力が台頭した。2区に登録された松山について「2区の適性が高いので力を発揮してほしい。だいぶ調子が上がってきている」とした。

 前回総合6位の古豪・早大は総合優勝を狙う。相楽監督は「学生トップ級の選手が区間上位で走り、長距離に強い早稲田を示す。調子は右肩上がりで、目標達成を果たす」とした。補欠に回っている半沢黎斗(4年、学法石川高卒)について「こつこつやってきた成果が出てくれれば」とした。

 6年連続出場の国士舘大はシード権獲得(総合10位以内)が目標。添田監督は「出走経験のある4年生の走り次第ではシード権獲得をやってくれるはず。成長した姿を証明してほしい」と期待を込め、小川博之助監督(田村高卒)と共に母校の躍進を誓う。