全国都道府県男子駅伝「中止」 2年連続、新型コロナ感染拡大

 

 日本陸上競技連盟は12日、広島市平和記念公園前発着で23日に開催予定だった第27回全国都道府県対抗男子駅伝を、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止すると発表した。中止は昨年に続いて2年連続。

 広島県が9日からコロナ対応の改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の対象地域になり、主催者側が対応を協議していた。

 昨年は全国都道府県対抗女子駅伝(京都)も男子と同じく中止されたが、今年は16日に京都市のたけびしスタジアム京都発着で開催される。

 中高生は次の目標へ 福島県の安西監督

 本県男子チームの安西秀幸監督(安西商会)は「大会の決定ならば仕方がない。中学生、高校生の選手たちは落ち込むことなく、次の目標やステップに向かって頑張ってもらいたい」と話した。

 福島陸上競技協会の鈴木浩一会長も「この大会を目指してきた選手も多いので2年連続の中止はとにかく残念。ただ、命に関わることなので中止の判断はしょうがない」と話した。

 本県男子チームは2019年の第24回大会で東北勢初の優勝を飾っている。

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