東邦銀行陸上部、世界へ覚悟 福島で必勝祈願「日の丸背負う」

 
今季の飛躍を誓った東邦銀行陸上競技部のメンバー

 東邦銀行陸上競技部は1日、福島市で必勝祈願を行い、世界選手権やアジア大会などが開催予定の今季の活躍を誓った。

 選手とスタッフ12人が参加。今季から主将を務める武石この実が玉串をささげた。参拝後、川本和久監督は「発足当時に掲げた『福島から世界に』のスローガンをもう一度見つめ直し、力をつけて世界に出ていく」と抱負を語った。具体的には、今季は冬期間からトレーニングの強度を高めており、「パリ五輪まであと3年。4月からのシーズンで記録を出す。少し大変だが、そうしないと世界に追い付けない」と述べ、世界を見据えて強化していく姿勢を明かした。

 武石は「チームとしては全日本実業団対抗選手権の総合優勝。個人では世界選手権やアジア大会など国際大会がある。一人でも多くの選手が日の丸を背負って戦えるよう切磋琢磨(せっさたくま)したい」と語った。

 佐々木真菜は「アジアパラ大会に向けてスピードと持久力を磨き、世界の選手に近づきたい」と今季の目標を語った。

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