復興の思い、たすきリレー 福島県初開催、東北希望の襷マラソン

 
チームのたすきをつなぐ参加者=18日、福島市・とうほう・みんなのスタジアム

 東日本大震災からの復興への思いをつなぐ「第3回東北希望の襷(たすき)マラソン」は18日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムを発着点に本県で初開催され、県内外から参加した約1200人がたすきリレーやハーフマラソンなどを通じて健脚を披露した。

 たすきリレーは、子どもから大人までの年齢や性別を問わない4~10人でチームを構成し、2時間で1周1キロのコースを何周できるか競った。あさかのRCスポーツ少年団から出場した郡山市の斎藤茜里さん(大成小6年)は「大人に負けないよう走った。疲れたけど、楽しかった」と笑顔を見せた。また、タレントの安田美沙子さんがゲストランナーとして会場を盛り上げた。

 大会は震災の風化防止や交流人口の拡大などが狙い。日本の食文化の活性化を図る一般社団法人シェフード(東京都)を中心とした実行委員会が昨年6月から東北地方で開いており、収益金の一部を開催地に寄付する。

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