福島陸協会長「本県、若手の走りが楽しみ」 東日本女子駅伝展望

 
レース展望を語る鈴木会長

 第37回東日本女子駅伝競走大会(13日・福島市)を主管する福島陸上競技協会の鈴木浩一会長は8日、県庁で記者会見し、レース展望を語った。本県チームには「中高生のレベルが高く、若手の走りが楽しみ。選手の力強く美しい姿が県民に大きな力を与えてくれると思う」と期待を込め「各チームとも力を持った選手が多い。最終走者が鍵を握る」と話した。

 本県チームはふるさと選手の鈴木葵(ニトリ、福島明成高卒)が主将を務め、大会の出場経験がある金沢佳子(東北福祉大)と小島彩乃(日体大)らがチームを引っ張る。10月の県高校駅伝で7連覇を果たした学法石川からは平尾暁絵ら5人がエントリー。中学生は昨年4区で区間2位の湯田和未(なごみ)(若松一)や、8月の全日本中学陸上競技選手権大会(全中陸上)7位入賞の丹野星愛(せな)(大鳥)ら成長著しい選手が顔をそろえた。

 大会には18都道県の代表が出場。前回大会優勝の群馬は、昨年1区で区間新記録をマークした岡本春美(ヤマダホールディングス)を中心に初の連覇を狙う。

 大会は13日、福島市の信夫ケ丘競技場を発着点に9区間42・195キロで開かれる。午後0時3分スタート予定。開会式は12日、同市のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で行われる。

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