山形・本間が初出場V、県勢トップは玉手 いわきサンシャインマラソン

 
【フルマラソン女子総合】圧倒的な強さで初優勝した本間未来=小名浜港アクアマリンパーク

 いわき市で26日に開かれた5年ぶりの第14回いわきサンシャインマラソンで、女子総合は本間未来(北村山陸協・山形県)が2時間48分19秒をマークし、初優勝を飾った。県勢女子トップは福島市の玉手美里(ふくしま持久力)で、3時間11分50秒でフィニッシュし全体の6位だった。

 【経過】レース序盤から抜け出した本間未来(山形・北村山陸協)がそのまま先頭を譲らずに、自己ベストで初優勝を飾った。本間は1キロ過ぎにペースを上げて果敢に前に出ると、1キロ3分40~50秒のラップを刻み、中間地点まで順調にレースを進めた。後半は高低差のあるコースと強風に苦しみながらもペースを大幅に落とすことなく、安定した走りで後続を引き離した。最後まで力を緩めることなく、2位に9分2秒の差をつけてフィニッシュテープを切った。

 出勤前に走り込み、心身鍛え上げ

 両手を高く上げ、満面の笑みでゴールに飛び込んだ。2時間48分19秒で女子総合優勝に輝いた初出場の本間未来(山形・北村山陸協)は「タフなコースで結果を出せたことは自信につながった」と、満足げに42・195キロを振り返った。

 普段は地元の山形県東根市でスポーツインストラクターとして働く市民ランナー。休日に30~35キロ、出勤前に10キロ以上走ることで体力を付けた。食事面にも気を配り、心身共に鍛え上げた。

 3年ぶりの挑戦となったフルマラソン。前に出ることを心がけ、約1キロで先頭に躍り出た。後半、強風と急な高低差に心が折れそうになった時間帯もあったというが、美しい海の景色と沿道からの応援を力に変え、最後まで先頭を譲らなかった。「楽しく走ることができた」

 中学で陸上を始め、強豪・山形城北高の門をたたいた。その後、新潟県の実業団に入ったが2年で退社。一度は競技生活を離れた。だが、地元で働く中で「また走りたい」と競技を再開し、地道な努力を重ねている。

 最高の結果を残しても慢心はない。「今年の目標は山形県記録の2時間44分台を更新すること」。さらなる高みを目指し、走り続ける。(熊田紗妃)

 【女子総合】

1本間 未来  山形県東根市   2:48:19
2田辺 亮子  千葉県柏市    2:57:21
3嶋田 早紀  長野県松本市   2:58:01
4井波 由希  宮城県登米市   3:10:50
5根元 香苗  埼玉県川口市   3:10:58
6玉手 美里  福島県福島市   3:11:50
7山田 博美  福島県会津若松市 3:13:38
8昆  美幸  新潟県新潟市   3:14:36
9本間 玲樹  福島県いわき市  3:15:45
10西本 ふみ 神奈川県厚木市  3:20:42
11ブリジット・ウェバー 海外  3:21:28
12新井 芳子 東京都昭島市   3:22:05
13猪俣 美樹 福島県喜多方市  3:23:26
14松原由喜子 千葉県習志野市  3:24:54
15伊藤 淳子 山形県鮭川村   3:24:57
16飯田由美子 宮城県仙台市   3:25:51
17色川友樹代 神奈川県川崎市  3:25:58
18大都智絵美 福島県いわき市  3:28:04
19飯島 友佳 茨城県水戸市   3:29:55
20半沢 慶子 福島県いわき市  3:30:09
21水野  泉 神奈川県横浜市  3:30:24
22大津 静香 山形県中山町   3:31:23
23本間 美江 福島県須賀川市  3:32:01
24岡部亜紀子 茨城県日立市   3:32:54
25後藤 雅枝 宮城県多賀城市  3:34:10
26伊藤 暁子 茨城県水戸市   3:34:40
27黒崎実由喜 栃木県宇都宮市  3:35:52
28上野 瑠美 福島県会津若松市 3:37:43
29福重 仁美 東京都葛飾区   3:38:11
30高根真佐子 福島県福島市   3:39:18

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