ランナーの背中後押し、各拠点に応援隊 ふくしまハーフマラソン

 
ランナーにエールを送る福島大チアダンスサークルのメンバー

 福島市中心部で21日に初めて開かれたふくしまシティハーフマラソンには、全国各地からランナーが集まり、県都を駆け抜けた。沿道の市民のほかボランティア、協賛社なども力走を後押しした。

 チアやフラダンスで声援

 コース沿道などでは15団体が応援隊として各拠点に配置され、ランナーにエールを送った。

 このうち中心市街地のまちなか広場周辺では、東邦銀行の吹奏楽部とフラダンス部が演奏やフラダンスを披露したほか、東北電力ネットワーク福島電力センターの職員らも応援。給水所では福島学院大の学生らがボランティアに当たった。

 福島大チアダンスサークル「Peach☆Graffiti(ピーチ グラフィティ)」の2、3年生メンバー12人も沿道に立ち、声援で後押しした。
 サークル長の米田琴音さん(20)=食農学類3年=は「皆さんが全力で走っている姿を応援できてうれしかった。来年も開催されれば参加したい」と笑顔を見せた。

 無料マッサージ好評

 福島市観光コンベンション協会はJR福島駅西口の市観光案内所で「クイックマッサージ無料体験コーナー」を開設した。ランナーたちの疲れを癒やすとともに、同市の観光もPRした。

 県立視覚支援学校とのコラボ企画。施術者は同校の生徒や教員で椅子に座った状態で首や肩、腕などをマッサージした。施術した理療科3年の佐藤拓海さんは「施術は緊張するが、マラソンで疲れた皆さんの肩や腰の筋肉がほぐれればうれしい」と話した。

230523sport-run702-2.jpg多くの来場者が訪れたクイックマッサージコーナー

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