鏡石スポーツクラブG、ファイヤーイーグルが総合V 郡山夢駅伝

 
(写真右)男子総合優勝の鏡石スポーツクラブG(飯島大也、今泉翔太、小針歩人、三浦煌博、小林悠哉)(写真左)女子総合優勝のファイヤーイーグル(小池陽彩、新海夏音、古内結菜、吉田真優、新海柑夏)

 郡山市のなかまち夢通りで27日に行われた2023郡山市まちなか子ども夢駅伝競走大会。「頑張れ」「ファイト」。子どもたちは市街地に4年ぶりに響き渡った声援を受け力走した。男子は第8部の鏡石スポーツクラブG、女子は第7部のファイヤーイーグルが総合優勝した。

 最初から全力で

 男子は競り合いを制した鏡石スポーツクラブGが総合優勝を果たした。「最初から全力で走る」という作戦通り1区から先頭に立ったが、競り合う展開が続いた。直前でもとみやRC―Aに逆転され、2位でたすきを受けた3区の小針歩人さんは「仲間のために負けられない」と気持ちのこもった走りを見せ、首位でたすきリレー。4、5区でもリードを守った。

 クラブは大会が中止の期間も練習を毎年してきた。4年ぶりの念願の舞台で努力の成果が実った。

 粘って逃げ切る

 一致団結の追い上げで女子総合優勝を成し遂げたファイヤーイーグル。たすきをつなぐごとに順位を上げていき、4区で吉田真優さんが先頭を抜いて首位に躍り出た。「一つでも順位を上げられるように必死で頑張った」

 たすきを受けたアンカーの新海柑夏(かんな)さんは、2位の選手にじりじりと距離を詰められたが、「みんなの努力を無駄にしたくない」と、粘りの走りで逃げ切った。メンバーそれぞれが仲間への思いを胸に走り、栄冠をつかんだ。

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