南会津高・山内、史上初4連覇 県総体スキー・距離少年女子

 
【少年女子5キロ】圧倒的な強さで県総体4連覇を達成した山内花(南会津高)=猪苗代町クロスカントリーコース

 第71回県総合体育大会スキー競技最終日は19日、猪苗代町の猪苗代町クロスカントリーコースで距離クラシカルの少年と成年の男女が行われ、少年男子10キロは湯田知宙(猪苗代高1年)が35分19秒4で初優勝、同女子5キロは山内花(南会津高3年)が19分44秒7で4連覇を達成した。

 成年男子A10キロでは波多野寛大(神奈川大1年)が37分46秒0、同男子B10キロは馬場亮太(檜枝岐中教)が41分9秒3、同男子C5キロでは阿部智剛(猪苗代スキーク)が19分36秒7、同女子B5キロは佐藤亜樹(檜枝岐小教)が23分17秒0で各部門を制した。

 「県内無敗の女王」はやはり強かった。昨年まで県総体3連覇中の山内は今年、県高体でも3連覇。接戦も予想された県総体でも2位に1分10秒6差をつける圧倒的な実力で優勝。前人未踏の4連覇を成し遂げた。

 「試合前は緊張した。うまく自分の滑走ができるか不安だった」と山内。県総体直前に行われた県高体前日に胃腸炎を発症。満身創痍の中で県高体は優勝したが、体の疲れは取れなかった。「腰も痛いし、体もだるい」と心も体も疲弊した状態で臨んだ県総体だった。

 そんな山内を救ったのは、元国体選手で同高の応援に駆け付けた熊木幸子さんのマッサージだった。大会前日、疲れが見える山内に「少し話をして体をほぐしてあげた」と熊木さん。山内は「(熊木さんのマッサージで)腰が軽くなり、気持ちよく滑れた」と、前日までの疲労がうその様にレースでは得意の上り坂でライバルたちを次々抜き去った。

 試合後は熊木さんの元に駆け付け「熊木さんのおかげです」と笑顔の山内。続けて「4連覇はうれしいが、国体もある。10番以内に入ります」と宣言。全国の舞台で自身最高の成績を狙う。

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