リステル・渡部剛、痛恨5位 スキー国体・複合成年男子A

 
【複合成年男子A】ジャンプで2位に付け、5位入賞した渡部剛弘=白旗山競技場

 第74回国民体育大会冬季大会「イランカラプテくしろさっぽろ国体」スキー競技会第3日は16日、札幌市の白旗山競技場などで各種目が行われ、県勢は複合成年男子Aで渡部剛弘(チームリステル)、アルペン成年女子B大回転で網代慈子(南会津高教)が5位に入賞した。複合成年男子Aの渡部大輝(明大3年)は14位、距離女子20キロリレーは12位だった。

 最終日の17日はアルペン大回転少年男子、距離の少年男子、成年男子リレーが行われる。

 「あとは気持ちだけ」

 フィニッシュ後、大の字になって倒れ込み、しばらく起き上がれなかった。「練習不足です」。レースを振り返る複合成年男子Aの渡部剛弘(チームリステル)の表情からは、競技を続ける中での迷いが見て取れた。

 前半のジャンプで2位に付け、1位と8秒差でのスタートとなり、後半のクロスカントリーに懸けた。大学生らを相手に優勝を狙うには十分な順位だったが、後続に追い付かれ、先頭集団の中でレースをする苦しい展開に。「いけるかなと思ったけれど体が動かなかった」と上り坂で引き離され、悔しいフィニッシュとなった。

 「今はまだ目標が定まっていない」。昨年の平昌冬季五輪で日本代表メンバーに選ばれたが、現地で調子が上がらずに控えに回り出場はかなわなかった。昨年夏に実業団を離れ、地元会津を拠点に再起を模索する。「いいジャンプを飛べて課題も見つかった。あとは気持ちだけ」と渡部。原点に立ち返り、もう一度羽ばたく姿を思い描く。

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