いわきFC、華麗に4得点 女子サッカーJヴィレッジ杯U15

 
U―15で優勝したいわきFC

 Jヴィレッジ(楢葉、広野町)で17日に決勝などが行われた女子サッカーの「Jヴィレッジカップ2019 第3回大会」。決勝はU―18(18歳以下)、U―15(15歳以下)ともに県勢対決となり、U―15はいわきFC(いわき市)が優勝。未来の「なでしこ」を目指す県内外の中、高校生が技術を競い、成長を誓った。

 圧巻の個人技だった。いわきFCのFW高木流華(植田東中1年)は後半、得意のドリブルで相手守備陣を置き去りにすると、優勝を決定付けるチーム4点目を奪った。

 3点リードの後半から出場。向かい風の影響でチームが攻めあぐねる中、積極的なプレーで攻撃を活性化。相手陣内でボールを受けた高木は「ドリブルは自分の持ち味。近くに味方がいないので仕掛けた」と右サイドからスピードに乗ったドリブルでゴールに迫り、華麗なタッチでDFとGKをかわして、1人でネットを揺らしてみせた。

 「ゴールを決められてよかった」と高木。昨年、日本サッカー協会の未来のなでしこを育成するU―13女子エリートプログラムに参加したが、10月に腰を疲労骨折し、完治まで3カ月を要した。「けがはもう大丈夫。再び呼ばれるように活躍したい」と意気込んだ。

◆粘り強い守り貫く FCBLOOM

 4失点で悔し涙を流したFCBLOOMのイレブンだったが、チームにとっては成長を感じる一戦となった。

 いわきFCは昨春に一度対戦して大敗した相手。主将のFW山田ましろ(福島三中2年)は「なんとか勝ちたかったが、技術やキック力にまだ差を感じた」と振り返る。

 攻守の切り替えの速さや体を張った粘り強い守りを貫き、後半は相手を最少失点に抑えた。山田は選手個人の能力の底上げを今後の課題に挙げ、「日々の練習を厳しさをもって取り組み、差を縮めたい」と前を向いた。

◇決勝

いわきFC4―0FCBLOOM  

〈1〉いわきFC(いわき市)〈2〉FCBLOOM(福島市)〈3〉CraqueJFC(山形県)〈4〉Famiya・Ladies FC(山形県)〈5〉ベラローツ日立(茨城県)〈6〉市川中(千葉県)

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