福島ユナイテッド反撃遅く 新戦力イスマイラが意地のヘッド

 
【福島―長野】後半33分、ヘディングでシュートを決めるFWイスマイラ(左から3人目)=とうほう・みんなのスタジアム

 (19日・とうほう・みんなのスタジアムほか=7試合) 福島ユナイテッドFCはホームのとうほう・みんなのスタジアムでAC長野パルセイロに1―2で敗れた。通算成績は3勝6敗で順位は15位に下げた。

 福島の次戦は6月2日、アウェーのソユースタジアムでブラウブリッツ秋田と対戦する。午後1時試合開始予定。

 前半の2失点を覆すことができずホーム3連敗となったが、後半はがらりと変わって果敢に攻め入った選手たち。その中心となったのは、後半から交代出場したFWイスマイラだ。後半33分、ヘディングでゴールを決め、意地を見せた。

 4月に加入したナイジェリア出身の20歳で、これが加入後初ゴール。「ベストゴールだった。神に感謝したい」。松田岳夫監督も「イスマイラの高さがうまく機能していた。彼をもう少し長い時間使えるよう、考えていきたい」と手応えを語った。

 「ゴールを決めることへ強い意識を持っており、日本人選手には足りないところかもしれない」と続けた松田監督。得点力不足に苦しむだけに「ああやってゴールを決めることがチームメイトにとって大きな刺激になる」と起爆剤として期待を寄せる。

 今、イスラム諸国はラマダン(断食月)に入り、断食中だというイスマイラ。それでも「おなかは減っていない。コンディションに問題はない」と笑顔だ。「自分はゴールを決めることが仕事。期待を超えた活躍をしていきたい」。勝利に向け、貪欲に取り組む決意を口にした。

 阪田「変化を」

 今季、まだ無失点の試合がなく、失点に集中して気を付けていた中で失点してしまった」。主将のDF阪田章裕は悔しさをにじませた。一方で、「後半はうちのサッカーができていた。カカ(イスマイラのニックネーム)がさらにチームのために点を取ってくれるように、チームでサポートしていきたい」と意欲を語った。

 12日の天皇杯県代表決定戦でいわきFCに敗れた後、「変わらなければならない」とチームでミーティングを行うなどしてきたという。「前半のような試合をしているようでは、まだ変わることができていないということ。次の試合では目に見えるような変化を遂げていきたい」と誓った。

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