福島県勢初、滝口・林組が表彰台 茨城ゆめ国体・少年女子ボルダリング

 
【スポーツクライミング少年女子ボルダリング決勝】軽快な動きで逆勾配のウォールに挑む滝口萌=茨城県鉾田市・鉾田総合公園特設競技場

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」は6日、茨城県の各地で16競技が行われ、スポーツクライミング少年女子ボルダリングで滝口萌(郡女大付高)・林あいり(湯本高)組が3位入賞した。リードでは4位に入った。

 重力にも逆らう躍動感ある動きが光った。強豪ひしめくスポーツクライミング少年女子で、滝口萌(郡女大付高1年)と林あいり(湯本高2年)組がボルダリング3位、リード4位と躍進した。2008年の大分国体から採用されたボルダリングでは県勢で初めて表彰台に上る快挙を成し遂げた。

 「念願の表彰台」と喜ぶ2人。昨年の福井国体のボルダリング7位、リード8位に満足せず、上位を目指して再挑戦した。体幹が強く逆勾配や急傾斜が得意な滝口、リーチが長く技術が持ち味の林。「互いの長所を伸ばしながら1年かけて練習を積んできた」と互いに元気な声を響かせた。

 ボルダリングは高さ約5メートルの人工壁(ウォール)を使い、制限時間で設定された課題をクリアする。滝口は左右のホールド(突起物)へ同時に手を伸ばす機敏な動きなどで四つの課題のうち三つを完登、個人成績は2位だった。林もダイナミックな動きでホールドに食らいつく粘りを見せた。

 小学生から競技を始めた2人。体力や技術、戦略が必要な競技の奥深さに魅せられたからだ。今季は大人も出場する全国大会で上位に入るなど成長著しい。「まだまだ上を目指したい。注目を集めて県内の競技人口を増やす」と目標を語る。2人の挑戦はまだ始まったばかりだ。

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