福島県が順位上げる 男女総合と女子総合、茨城ゆめ国体・総括

 

 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」は8日、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場で閉会式が行われた。福島県は男女総合(天皇杯)が39位、女子総合(皇后杯)は36位だった。天皇杯は前回の44位から五つ、皇后杯も前回の45位から九つ順位を上げた。

 2年連続開催地の総合優勝で幕を閉じた国民体育大会。県勢は天皇杯(男女総合)39位と「35位以内」とした目標には届かなかったものの、3年連続40位台の不名誉は免れた。

◆団体競技の育成を

 今大会は2日目にトライアスロン成年男子の鋤崎(すきざき)隆也(さわかみホールディングス)が優勝し、幸先良いスタートを切った。しかし、優勝はウエイトリフティング成年男子の近内三孝(みつのり)(日大職)と陸上少年男子B3000メートルの藤宮歩(学法石川高)の3人のみ。優勝が期待されたレスリング成年男子の河名真寿斗(クリナップ)は準々決勝敗退、陸上成年男子三段跳びの山下航平(ANA)は3位と力を十分に出し切れなかった。

 競技別の獲得得点(参加得点10点を含む)は、最も高かったのがウエイトリフティングの69点。自転車64点、陸上52・5点と、本県のお家芸と呼ばれる競技は結果を残した。特に自転車は競技別順位で5位に入る健闘だった。47点を獲得し、少年チーム全員が入賞のカヌーも選手育成が結果につながっている印象を持った。

 ただ、得点の大きいサッカーや軟式野球など競技人数8人以上の団体競技は振るわなかった。サッカーやソフトボールの少年、実業団で臨んだ軟式野球成年男子などてこ入れが図れそうな土台はある。「お家芸」に続く団体競技の強化が求められる。
 

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