「打てる捕手に」 聖光学院卒・佐藤、ドラフト2位指名

 
ロッテから2位指名を受け、捕球のポーズで笑顔を見せる東洋大の佐藤都志也捕手=17日午後、東京都文京区

 プロ野球のドラフト会議が17日、東京都内で開かれ、本県関係では、東洋大の佐藤都志也捕手(聖光学院高卒、いわき市出身)がロッテの2位指名を受けた。このほか、岡野祐一郎投手(東芝、聖光学院高卒)が中日に3位、片岡奨人外野手(東日本国際大)が日本ハムに7位で指名された。

 佐藤、岡野は聖光学院高出身者としてそれぞれ6、7人目のドラフト指名選手。2位指名の佐藤は2011(平成23)年に阪神から2位指名を受けた歳内宏明投手(今季で戦力外)以来の上位指名となった。

 「打てるキャッチャーとして、全てで勝負をしたい」。ロッテから2位指名を受けた佐藤は、指名漏れした4年前の悔しさをバネに大学で力をつけ、ついにプロ入りの夢につかんだ。

 都内の東洋大白山キャンパスで、杉本泰彦監督やチームメートたちとテレビでドラフト会議の様子を見守った。開始から約1時間、指名を告げられると緊張した表情がようやくほころんだ。「待っている感覚は一緒。今回は早くてほっとした」

 小学3年でソフトボールを始め、平二中軟式野球部では2年秋から捕手。聖光学院高では2、3年夏に甲子園出場、「1番・捕手」として活躍した。高卒時もプロ入りを期待されたが、ドラフトで名前を呼ばれることはなかった。

 「絶対にプロに入るという気持ちで大学を選んだ」。東都の強豪東洋大に進学し、2年で一塁手のレギュラーの座をつかむと、リーグ戦では首位打者を獲得した。3年からは正捕手を務め、主将となった今年は捕手として初めてベストナインを受賞。大学日本代表にも2年連続で選出され、守備力に長打力、50メートル5秒9の俊足を兼ね備えた選手として、注目される存在に成長した。

 同じロッテには、高校生史上最速を誇る佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が1位指名された。「163キロは捕ったことがない。レベルアップするためにも受けてみたい」。外野手としても高い評価を受けるがプロでは「捕手一本」と宣言、開幕1軍を目標に掲げ「これからが勝負」と意気込む。

 この日は母まり子さんの誕生日でもあった。「いいプレゼントができた」。会場で見守った母に、感謝の言葉を贈った。

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