女子・郡山商4連覇 「堅守の女王」終盤攻勢、県高校バスケ

 
4年連続9度目の優勝を飾った女子の郡山商

 バスケットボールの全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選を兼ねた県高校選手権大会は28日、福島市のあづま総合体育館で男女の決勝が行われ、女子は郡山商が4年連続9度目の優勝を飾った。

 決勝は郡山商は福島西を63―52で退けた。

男女の優勝校は12月23日から東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれる全国大会に出場する。

 3位決定戦では、女子は帝京安積が福島東稜に68―67で競り勝った。

 郡山商が堅守で福島西を退けた。

 郡山商は第1クオーター(Q)で8点をリードし、第2Qで11点差に広げた。第3Q終了時には6点差に詰め寄られたが、須釜と円谷を中心に第4Qで一気に突き放した。

 福島西は後半、リバウンドを取れず、得点を伸ばせなかった。

◆「1点でも多く」 郡山商・須釜が奮起

 試合終了が近づくと、ベンチの選手らは涙をこらえることができなかった。20得点を奪い、チームを勝利に導いた郡山商の須釜心(2年)は「夢の4連覇を成し遂げることができた」と満面の笑みを浮かべた。

 第3クオーター(Q)、詰め寄られる点差に焦りを感じた須釜はシュートを何本もミスし、得点につなげられない。第3Q終了時点で点差は6点。焦る須釜を奮い立たせていたのは、この日17得点を奪った円谷愛加(2年)だった。

 須釜は第3Q終盤、3点シュートを決めた円谷の姿に奮起。「愛加より1点でも多く点を取りたい」。最終第4Qでは気持ちを入れ替え、3点シュート2本を決めて相手を一気に突き放した。

 県高体では準決勝で帝京安積に敗れ、悔し涙を流した。「先生の姿も見たくないくらい、申し訳ない気持ちだった」。この日の試合後は、笑顔で迎える先生とハイタッチ。「心の底からよかった」と安堵の涙があふれた。

 「相手をあきらめさせるくらい、点差をつける試合をする」と須釜。頼れる2年生が全国大会に向け、闘志を燃やした。

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