「花園」出場懸け、9日決勝 福島県高校ラグビー

 

 「花園」出場を懸けたラグビーの第65回県高校体育大会・第99回全国高校大会県大会決勝は9日、いわき市のいわきグリーンフィールドで行われる。2年ぶり4度目の優勝を目指す第1シード郡山北工と、2年連続2度目の優勝を狙う第2シード聖光学院が対戦する。午後0時35分試合開始予定。

 優勝校は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。

 ◆展 望

 2年ぶりの頂点を狙う郡山北工と2連覇が掛かる聖光学院の対決。1月の新人戦準決勝での直接対決は、郡山北工が17―12で聖光学院に勝利している。

 郡山北工は突進力が持ち味。FW陣は平均体重79キロと軽量ながらモール、スクラムで強さを発揮する。準決勝は磐城の猛攻を無失点に抑えた。小野泰宏監督はナンバーエイトで主将の望月誠志朗(3年)をキーマンに挙げ、「望月がどこまでチームをコントロールできるか」と決勝を見据える。

 一方、聖光学院は素早い展開ラグビーが特長だ。準決勝の学法福島戦は中央モールからパスを回し、サイドの俊足選手を生かして3トライを奪った。佐藤忠洋監督は「郡山北工に新人戦で負けて選手たちの目の色が変わった」と闘争心を燃やす。走力のあるバックスを生かす展開に持ち込みたい。

 郡山北工、連続攻撃で前へ

 人数を掛けて相手のDFラインを突き、ラックから展開するテンポの良い攻撃で得点を奪う。総重量は聖光学院に劣るが、連続攻撃でボールを前に進める。ナンバーエイトの望月誠志朗(3年)が攻守のバランスを担う。準決勝では2年生の菊池凛太郎をプロップに起用。大塚一郎(3年)、山川浩生(同)とフロントローで体を張った。スタンドオフの二瓶学斗(同)は正確なキックで得点を狙う。

 聖光学院、重量級FW並ぶ

 FWとBKが一体となった展開ラグビーで多彩な攻撃を仕掛ける。ナンバーエイトの鴫原拓巳(3年)ら昨年の優勝メンバーが多く残り、経験値は豊富。サイド攻撃ではスピードのある村田拓也(3年)と菊地啓介(2年)の両ウィングが得点源となる。スタンドオフの渡辺和輝(3年)も積極的な攻撃参加で好機をつくる。武藤陸真(同)、伊藤昌平(同)、安藤隆希(2年)は100キロ超で重量級FWが並ぶ。

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