会津サヨナラ初V、郡山中央下す FCT・民友杯中学硬式野球

 
【郡山中央ボーイズ―会津ボーイズ】初優勝を決め、喜びを爆発させる会津の選手ら=白河グリーンスタジアム

 県内中学硬式野球の頂点を決めるFCT・民友杯第8回県中学硬式野球大会最終日は10日、白河市の白河グリーンスタジアムで決勝と3位決定戦が行われ、決勝は会津ボーイズが7―6で郡山中央ボーイズを下し、初優勝を飾った。

 3位決定戦は郡山ボーイズが7―3で喜多方ボーイズに勝利した。

 個人賞の最優秀選手に会津ボーイズの斎藤祥汰(山都3年)を選出。優秀選手に郡山中央ボーイズの川越葵生(郡山六2年)、敢闘賞に郡山ボーイズの佐久間大和(飯野3年)が選ばれた。

 大会は福島民友新聞社、福島中央テレビ、県中学硬式野球大会実行委の主催、日本リトルシニア中学硬式野球協会東北連盟県支部、日本少年野球連盟東北支部、NPO法人全日本少年硬式野球連盟北日本支部、日本ポニーベースボール協会の主管、東北協同乳業、トヨタカローラ福島、郡山テアトル、エヌティエス、郡山物流、郡山プレイボールスタジアムの協賛。

 ◆「自分が決める」菊地が殊勲打

 土壇場の逆転劇で会津ボーイズが初の栄冠を手にした。サヨナラの適時打を放った菊地雅哉(柳津学園2年)は「緊張していたが打った瞬間に決まると思った」と殊勲の打席を振り返った。

 先制を許し序盤に5点を失う苦しい展開。それでも打線が粘りを見せ、3回までに計4点を返す。その後も毎回のように出塁を許したが、主将の遊撃手鈴木康太郎(若松一3年)を中心とした好守で4回以降は最少失点で切り抜けた。

 2点差の最終回。「絶対にチャンスがくる」。渡部由政監督の言葉を胸に、選手全員のあきらめない気持ちが逆転を呼んだ。セーフティーバントと長打で1点差に迫り、さらに無死満塁からの適時打で同点に追い付く。「自分が決める」。打席に立った菊地は、甘いコースに入った直球を迷わず振り抜いた。打球が中前に落ち、サヨナラが決まると、ベンチから飛び出した選手とともに歓喜の輪をつくった。

 接戦を勝ち切れず悔しさを味わった時期もあったが、現チームで臨む最後の大会で成長した姿を見せた。指導を続けてきた渡部監督は目に涙を浮かべながら「よくやってくれた」と健闘をたたえた。集大成となる大会で会津ナインが大輪の花を咲かせた。

 ◆優勝旗手渡す

 閉会式では、佐々木正春大会長、福島中央テレビの藤田美香事業局長、東北協同乳業の渡辺善久販売部長、福島民友新聞社の菅野芳美取締役事業局長が、優勝した会津ボーイズの選手に優勝旗や優勝カップなどを手渡した。

 準優勝と3位の表彰に続いて、個人表彰も行われ、最優秀選手の斎藤祥汰(会津ボーイズ)ら3人にトロフィーなどが贈られた。佐々木大会長があいさつした。

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