福島ユナイテッド 最終戦飾れず、今季11位

 
【福島―群馬】最終節を勝利で飾れず肩を落とす福島イレブン=とうほう・みんなのスタジアム

 (8日・とうほう・みんなのスタジアムほか=9試合) 福島ユナイテッドFCはホームのとうほう・みんなのスタジアムで今季最終戦に臨み、ザスパクサツ群馬に1―2で敗れた。通算成績は13勝4分け17敗で、最終順位は11位。

 持ち味捨て、1点もぎ取る

 高い位置からプレスを仕掛ける群馬に対して、福島はなかなかボールを前へ運べず、前半はシュート1本。後半は開始早々、FKから失点し、7分後にはPKを決められ点差を広げられた。得点がほしい福島は前線を増やしてロングボールを使い、少ない手数で攻めた。途中出場のFWイスマイラのゴールで1点差に詰め寄ったが追いつけなかった。

 2度目の3連敗で今季を終えた福島ユナイテッドFC。さらにザスパクサツ群馬に目の前でJ2昇格を決められる悔しい幕切れとなった。

 先制された福島は内容を問わず勝ち点を取りにいった。ボールを保持して短いパス主体で仕掛けていく持ち味のポゼッションサッカーを捨て、前線にボールを預けるシンプルなサッカーを選択した。

 だが、J2昇格が懸かる群馬は意識が高く、福島は猛攻にさらされた。後半39分にDF河西真のロングパスをFW武颯が頭でつなぎ、最後にFWイスマイラが決めて意地を見せたが、持ち味を失った福島ができたのはそこまでだった。

 サポーターと昇格を喜ぶ光景を目の前で見せられ、「来季こそ」と強い思いを抱いた選手も多いはず。大分トリニータ在籍時代に昇格と降格を経験しているDF阪田章裕は「この敗戦で感じたことを忘れないことが大事。最終節で喜ぶことができるチームになりたい」と誓った。

 武、得点王届かず

 「自分のチャンスが少ない中でどうやって決めるかだった」。1アシストを挙げたFW武颯は勝利に届かず肩を落とした。

 自陣からのロングボールを頭でうまく前線に送り、FWイスマイラのゴールを演出した。

 今季は通算15得点で目標の得点王に近づいたシーズンだった。トップに4得点届かず、得点ランク4位タイで終えた武は「最後もできれば自分が決めたかった。来季に向けて課題だらけ」と得点力に磨きを掛ける覚悟だ。

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