3年ブランクものともせず 菅井4位、スキー国体距離成年女子

 
【距離成年女子B】4位入賞の奮闘をみせた菅井=南砺市・たいらクロスカントリーコース

 第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会「とやま・なんと国体2020」第3日は18日、富山県南砺市のたいらクロスカントリーコースなどで行われ、距離成年女子B5キロクラシカルで菅井千穂(猪苗代スキーク)が4位に輝いた。

 3年のブランクをものともしない滑りだった。距離成年女子Bで菅井千穂が堂々の4位に入った。

 久しぶりのレースに緊張したものの「やっぱりスキーは楽しい。体に染みこんでいた現役時代の感覚がよみがえった」と晴れやかな表情をみせた。

 猪苗代町出身。小学生からスキーに励み、新潟・小出高から同志社大を経て2017年3月に一時引退したが昨春、復帰を決断した。

 背景には、本県距離界を牽引し合った1歳上のライバル・栗原訓子(猪苗代中教)の存在があった。

 帰郷後、各種大会を裏方として支える中で「スキーで地元に恩返ししたい」との思いが高まった菅井。だが「現役時代に比べて体力や筋力は落ちている」という不安もあった。迷う菅井を、栗原のひと言が後押しした。「どうせなら一緒に国体を目指そう」。ライバルが手を組んだ瞬間だった。

 この日のレースはペース配分に気を付けつつ、序盤から「前に前に」と全力を発揮した。栗原とのダブル入賞に「挑戦して良かった」と菅井。現在は本県教員を目指しており、「自分を育ててくれた福島に貢献したい」。熱い思いを胸に、もう一つの目標へと向かう。

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