松本成長の2位、光った積極策「自信になる」 日本陸上・女子400

 
【女子400メートル決勝】53秒77で2位に入った松本奈菜子(左)

 陸上の日本選手権第2日は2日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムなどで行われ、県勢は、女子400メートルの松本奈菜子(東邦銀行)が53秒77で2位、男子400メートル障害の山内大夢(早大、会津高卒)は50秒50で5位入賞した。女子400メートルの武石この実(東邦銀行)は55秒14で7位、女子三段跳びの山下桐子(筑波大、橘高卒)は12メートル53で7位に入った。女子ハンマー投げの佐藤若菜(三重県スポ協、相馬東高卒)は55メートル23で11位、男子1500メートルの田母神一喜(阿見AC、学法石川高卒)は3分55秒86で12位だった。

 女子800メートルの中村美宇(福島大、郡山東高卒)は2分6秒80で決勝に進んだ。女子100メートル障害の紫村仁美(東邦銀行)は予選、準決勝を13秒46の同タイムで突破した。男子200メートルの山下潤(ANA、福島高卒)は予選組4着ながら21秒16の記録で決勝進出となった。女子400メートル障害の青木沙弥佳(東邦銀行)は1分0秒90で予選落ちした。

 女子400メートル2位の松本は社会人2年目での成長を示した。6年ぶりの日本一まであと一歩届かなかったが、昨年の3位から一つ順位を上げ、表彰台で笑顔を輝かせた。

 静岡県の浜松市立高3年で日本選手権を制して一躍注目を浴びたのは6年前。その後、筑波大を経て東邦銀行に入った。今大会に照準を合わせてきた松本は、序盤から前に出る積極的なレースを見せた。

 350メートルまではイメージ通りの展開。しかし、残り50メートルからあごが上がり苦しい表情に。前を行く青山聖佳(大阪成蹊AC)をとらえられなかったが、積極的に自分から仕掛けた走りを見せ、「自信になるレースだった」と前を向いた。

 スタートラインに並んだのは青山や武石。松本と同じく1600メートルリレーで東京五輪出場を狙う代表メンバー。松本は「みんなで高め合ってきた。成果を出せたら」と良い緊張感で臨み、優勝した青山との差は0秒22差だった。

 松本は課題も見えたレースを終え、目標の五輪出場に向けて言葉に力を込めた。「走りで自分がものにできていない点がある。冬のトレーニングで練り直す」。

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