男子400リレーは日大東北が大会新V 福島県高体陸上

 
【男子400メートルリレー】優勝した日大東北の(左から)佐藤、斎藤、星、箭内=とうほう・みんなのスタジアム

 第68回県高校体育大会は28日、陸上競技など各競技が行われた。福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われた陸上競技では、男子400メートルリレーで日大東北が大会新記録の41秒42で優勝した。男子八種競技は、三瓶祐紀(日大東北3年)が大会記録を137点上回る5394点で頂点に立った。女子やり投げは、根本穂波(日大東北3年)が42メートル50で2連覇。女子100メートルは長谷川祐梨(東日大昌平3年)が初優勝した。このほか、体操女子団体は東日大昌平が制した。

 【男子】
 ▽100メートル〈1〉安斎由一郎(福島東)10秒47〈2〉斎藤慧舟(日大東北)〈3〉星友哉(同)〈4〉佐藤武蔵(同)〈5〉吉留巧(福島商)〈6〉菊地大輝(会津西陵)〈7〉渋川陽希(磐城)斎藤柊輝(福島成蹊)
 ▽5000メートル〈1〉大湊柊翔(学法石川)14分28秒24〈2〉山崎一吹(同)〈3〉馬場アンジェロ光(同)〈4〉谷中晴(帝京安積)〈5〉新谷倖生(田村)〈6〉八巻琉伊(同)〈7〉松田脩(福島)〈8〉斎藤健人(田村)
 ▽5000メートル競歩〈1〉長駿吾(会津)22分59秒51〈2〉山内一輝(葵)〈3〉猪俣虹太(会津農林)〈4〉荒井爽汰(帝京安積)〈5〉矢吹流夏(須賀川桐陽)〈6〉小宅匠(平工)〈7〉遠藤愛翔(白河旭)〈8〉遠藤千春(平工)
 ▽400メートルリレー〈1〉日大東北(佐藤武蔵、斎藤慧舟、星友哉、箭内洸斗)41秒42=大会新〈2〉いわき光洋〈3〉磐城〈4〉葵〈5〉福島成蹊〈6〉東日大昌平〈7〉橘
 ▽棒高跳び〈1〉大竹礼士(福島成蹊)4メートル60〈2〉本田大和(同)〈3〉大竹瑛叶(若松商)〈4〉斎藤陸都(福島成蹊)〈5〉斎藤亮太(橘)三浦海詩(会津)〈7〉広瀬大紀(白河)金沢怜歩(白河実)
 ▽砲丸投げ〈1〉渡辺悠正(日大東北)13メートル57〈2〉関根和哉(同)〈3〉渡辺拓実(安達東)〈4〉平野愛大(喜多方)〈5〉新妻大希(日大東北)〈6〉中野悠翔(福島成蹊)〈7〉吉田光希(磐城桜が丘)〈8〉湯田誠弥(田島)
 ▽八種競技〈1〉三瓶祐紀(日大東北)5394点=大会新〈2〉福来海(会津工)〈3〉高橋駿士(会津学鳳)〈4〉渡部素也(同)〈5〉石井勇翔(清陵情報)〈6〉日比野匠(日大東北)

 【女子】
 ▽100メートル〈1〉長谷川祐梨(東日大昌平)12秒11〈2〉谷口紗菜(福島成蹊)〈3〉成田朱里(郡山)〈4〉田中凛葵(日大東北)〈5〉陣野莉心(同)〈6〉佐藤羽琉(橘)〈7〉遠藤愛唯(安積黎明)〈8〉伊藤凛音(福島)
 ▽1500メートル〈1〉三科文(学法石川)4分34秒95〈2〉佐藤美空(同)〈3〉鈴木和香奈(同)〈4〉山口ありす(日大東北)〈5〉今村学実(福島)〈6〉佐久間珀亜(田村)〈7〉菊地花音(いわき秀英)〈8〉佐藤瑞稀(福島明成)
 ▽400メートルリレー〈1〉日大東北(穂積美晴、田中凛葵、橋本羽奈、陣野莉心)47秒90〈2〉東日大昌平〈3〉福島成蹊〈4〉白河旭〈5〉郡山東〈6〉郡山〈7〉橘〈8〉清陵情報
 ▽走り高跳び〈1〉渡辺安那(福島成蹊)1メートル68〈2〉小原彩里(ザベリオ)〈3〉三宅花音(日大東北)〈4〉近内愛理(郡山)〈5〉亀山ひかり(安積)〈6〉小池ゆあ(ザベリオ)星菜々花(福島東稜)〈8〉長峰礼(福島東)
 ▽走り幅跳び〈1〉加藤玲奈(福島成蹊)5メートル37〈2〉伊藤優理(桜の聖母)〈3〉佐藤真優(福島成蹊)〈4〉鈴木沙和(橘)〈5〉佐藤菜々(同)〈6〉佐藤萌夏(福島成蹊)〈7〉尾亦聖(白河旭)〈8〉秋山真実(いわき総合)
 ▽円盤投げ〈1〉小方祐佳(原町)34メートル96〈2〉鈴木嶺菜(郡女大付)〈3〉菅野愛栞(福島東稜)〈4〉永井遥(会津農林)〈5〉佐原琉那(安積黎明)〈6〉根本穂波(日大東北)〈7〉杉内彩乃(郡女大付)〈8〉田沢叶夢(耶麻農)
 ▽やり投げ〈1〉根本穂波(日大東北)42メートル50〈2〉斎藤未由来(相馬総合)〈3〉小方祐佳(原町)〈4〉大内凛(安積黎明)〈5〉長谷川姫菜(ザベリオ)〈6〉三沢弥々(同)〈7〉高橋杏香(いわき湯本)〈8〉鈴木彩心(いわき総合)

 攻めのバトン「全国で戦う」

 日大東北が決勝のレースで最強のチームワークを発揮した。男子400メートルリレーで大会記録を0秒43更新して優勝。1年生の時からチームを組む3年生3人と2年生1人が完璧にバトンをつないだ。

 「全国で戦える最強チーム」をつくるため、4人は練習時間のほとんどをバトンパスに費やした日もあった。その成果を強風が吹く難しいコンディションの中で発揮。高い技術でライバルたちを圧倒した。

 「バトンをつなぐことができてほっとしている。いつもよりバトンをつなぐ際のスタートを遅らせて風に対応することができた」。2走で主将の斎藤慧舟(けいしゅう)(3年)は声を弾ませた。

 1走の佐藤武蔵(3年)が流れをつくり、斎藤を経て3走の星友哉(3年)が攻めのバトンパスでつないだ。最後は2年生ながら5月からリレーメンバーに加わった箭内洸斗(ひろと)(2年)がゴールに飛び込んだ。箭内は「1位で渡してくれたので落ち着いて走ることができた」と仲間に感謝した。

 次の目標は県高校記録の更新だ。斎藤は「きょうのタイムには納得していない。今後も攻めの完璧なバトンパスで、全国で戦うことを目標にやっていきたい」と東北大会に向けて気持ちを切り替えた。(副島湧人)