きょうから日米ソフト 4年ぶり福島県開催、あづま球場で最終調整

 
地元の小中学生らに出迎えられ、球場入りする米国代表チーム=5日午後、福島市・あづま球場

 ソフトボールの女子日本代表と米国代表が対戦する「日米対抗ソフトボール2022」が6、7の両日、福島市のあづま球場で行われる。東京五輪から1年、両チームが再び同球場に集い、熱戦を繰り広げる。5日は公式練習が行われ、両チームが最終調整した。

 日本代表の宇津木麗華監督は「米国は勢いのあるチームだが、日本も若い選手がおり試合が楽しみ。福島で熱いプレーを見せ、皆さんへのお礼にしたい」、内藤実穂(みのり)主将は「(あづま球場に来て)東京五輪の気持ちを思い出した。五輪は無観客だったが今年は見てもらえる。皆さんの応援を力に変えて戦う」と意気込んだ。

 一方、米国代表のヘザー・ター監督は「福島に来られたことをとても光栄に思う。たくさんのファンに良いプレーを見せたい」、日本のJDリーグのホンダ・リベルタ(栃木県)に所属し、東京五輪に出場したアリー・カーダ主将は「福島で試合することを楽しみにしていた。試合を通して、ソフトボールの魅力を広めたい」と語った。

 日米対抗戦の本県開催は2018年以来4年ぶり。大会は3連戦で、あづま球場では6日午後7時からと7日午後2時から行われる。8日は横浜スタジアム(横浜市)で行われる。日本ソフトボール協会、読売新聞社の主催、県、福島市、福島民友新聞社、福島中央テレビなどの共催。

 五輪の分も歓迎 地元小中学生らエール

 決戦の舞台となるあづま球場では5日、福島市の小、中学生や住民約200人が集まり、公式練習で訪れた日米両チームの出迎えや見送りを行った。歓迎の思いを込めた横断幕を掲げ、日米国旗の小旗を振りながら、両チームの健闘を願った。

 市内の中学校8校からソフトボール部員約60人が集まり公式練習を見学。信夫中2年の主将佐藤菜月さん(13)は「間近で一流選手のプレーが学べた」、清水中1年の大内香楓(かえで)さん(12)は「質の高い動きを参考にしたい」と目を輝かせた。

 昨年の東京五輪では、同球場は無観客開催となった。同球場に駆け付けた佐倉婦人会の佐々木ミサ子会長(84)は「五輪ではできなかった、地元を挙げての選手の歓迎などのおもてなしができて良かった」とした。

 木幡浩市長は同球場で福島わらじまつりの法被を贈った。内堀雅雄知事は日米両チームの宿泊先となった市内のホテルを訪問し激励した。

 このほか、日米両チームは夜に福島わらじまつりに参加し、旬の福島産のモモを試食した。

 宇津木監督は「福島産モモなど果物はおいしい。普段の買い物でも福島産品を買っている。福島への情が湧き、親しく感じている」と福島産品のとりこであることを明かした。