福島で全日本中学陸上開幕、県勢男子2人 3000と200予選トップ

 
※写真右=【男子200メートル予選】22秒23の予選1位で決勝に進んだ本多、写真左=【男子3000メートル予選】8分38秒47で予選をトップで通過した増子

 第49回全日本中学校陸上競技選手権大会は18日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムで開幕した。初日は男女2種目の決勝が行われ、県勢は男子砲丸投げで酒井佑真(古殿3年)が13メートル30で12位だった。

 男子3000メートル予選では増子陽太(鏡石3年)が8分38秒47、男子200メートル予選では本多遥流斗(矢吹3年)が22秒23のいずれも全体トップで決勝に駒を進めた。

 競技は21日までの4日間行われる。第2日の19日は男女200メートル、男子3000メートルなど、男女6種目の決勝が行われる。

 本多、男子200自己ベストの快走

 地元で34年ぶりに開幕した全中陸上で自己記録を更新する快走を見せた。男子200メートルの本多遥流斗(矢吹3年)は、予選全体トップの22秒23で決勝に進出。レース後は「自己ベストを出せて素直にうれしい」と笑顔を見せた。

 予選3組に登場。スタートを苦手とするため、序盤は前を走る山田蒼士(鹿児島・舞鶴)に必死で食らいついた。後半、持ち味の伸びのある走りでどんどんとスピードを上げる。残り約50メートルで先頭に躍り出ると、そのままフィニッシュした。「前半は追い付こうとだけ考えていた。先頭でゴールし、記録も出るとは思ってもいなかった」と満足げだった。

 初の全中出場での決勝進出を決めた。19日に行われる決勝には予選の疲れを残さないよう、入念にマッサージをして臨みたいという。「決勝も落ち着いた走りで優勝したい」。集大成となる舞台で悔いのない走りを見せる。(八巻雪乃)

 V候補・増子「勝負にこだわりたい」

 男子3000メートル予選に登場した増子陽太(鏡石3年)は、8分38秒47の予選1位で決勝進出を決めた。

 東北中体で日本中学生新記録を更新し、優勝候補の筆頭として挑む。「まずは予選通過が目標だったが、思ったよりペースが速かったかも」。競技後は自身の走りを冷静に分析した。序盤は先頭集団につき、中盤に集団から一歩抜け出すと、残り400メートルでライバルたちをさらに突き放した。

 目標は全中優勝のみ。「決勝は記録より勝負にこだわりたい」と力強く語った。

◇第1日成績
 【男子】
▽200メートル予選「3組」〈1〉本多遥流斗(矢吹)22秒23=決勝進出〈6〉小川蒼空(原町一)23秒13=落選
▽800メートル予選「2組」〈8〉根本誠矢(内郷一)2分9秒59=落選「4組」〈8〉小林祐平(郡山五)2分12秒89=落選「6組」〈8〉伊藤七瀬(若松一)2分3秒63=落選「7組」〈6〉会田輝匡(白河中央)2分2秒24=落選「9組」〈4〉高橋恒大(郡山一)2分1秒39=落選「10組」〈6〉渡部勇輝(高田)2分1秒42=落選
▽3000メートル予選「2組」〈12〉横沢秀哉(猪苗代)9分5秒35=落選「3組」〈18〉朽木悠翔(醸芳)9分18秒99=落選「4組」〈1〉増子陽太(鏡石)8分38秒47=決勝進出▽砲丸投げ〈1〉石丸大智(福岡・西福岡)14メートル93〈12〉酒井佑真(古殿)13メートル30〈35〉千葉陽希(郡山四)9メートル69

 【女子】
▽200メートル予選「2組」〈6〉小野莉瑚(富田)26秒17=落選▽800メートル予選「2組」〈4〉片桐未来(勿来一)2分15秒05=9~16位決定戦へ「3組」〈5〉蛭田美来(勿来一)2分18秒39=落選「5組」〈5〉小林美晴(石神)2分16秒46=落選「7組」〈8〉小林愛奈(福島大付)2分20秒85=落選
▽走り高跳び〈1〉鴨田るな(神奈川・相模原旭)1メートル63、大谷佳純(白河中央)=記録なし