服部勇馬「内に秘めたもの発揮」 郡山で五輪マラソン代表会見

 
会見に臨んだ(後列左から)女子で補欠の小原、代表の鈴木、前田、一山の3人、補欠の松田(前列左から)男子で補欠の大塚、代表の服部、補欠の橋本

 東京五輪マラソンの代表内定選手らは12日、郡山市で記者会見に臨み、五輪に向けての思いを語った。

 男子代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は「内に秘めていたものを五輪では思う存分表現したい。依然海外勢との差はあるが、30キロ以降で先頭集団に残りたい」と目標を口にした。また、東京マラソンで自らの日本新記録を更新し、代表入りを決めた大迫傑(ナイキ)の姿に「危機感を持った」と明かした。

 女子代表の前田穂南(天満屋)は「自分の力を8月に最大限、発揮できるよう調整したい」、鈴木亜由子(日本郵政グループ)は「本番で自己新が出せれば(メダルの)可能性もある」と表情を引き締めた。8日の名古屋ウィメンズを制し、最後の枠を勝ち取った一山麻緒(ワコール)は「ペースの上げ下げや揺さぶりにも対応できるように仕上げたい」と意気込んだ。

 男子代表の大迫傑(ナイキ)、中村匠吾(富士通)の両選手は新型コロナウイルスの感染防止を理由に欠席した。

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